9000系(9514) 南海本線 貝塚 1999年5月8日撮影
 旧1000系(11001型)廃車にともない車両不足を補う意味で、高野線の8200系界磁チョッパ車をベースに1985年(昭和60年)より製造された、南海本線初のステンレス車体と全電気指令式ブレーキ、回生ブレーキを備えた車両です。
 それまでの高性能通勤車が6000系7000系6100系7100系それぞれのデザインが酷似していたのに対し、9000系では正面運転室側及び車掌室側の窓を屋根近くまで延長し、正面及び側面にグリーンの帯を入れられているのがこの車両と対をなす高野線8200系との相違です。
 4両で普通に、6両叉は8両で急行に、他形式車とは併結する事無く運用されています。
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