3708
3700形(3708編成) 快速 67K運用 1567K列車
京成本線 菅野〜京成八幡 2007年5月1日撮影
行き先、種別表示器がLEDに交換された車両

3768
3700形(3768編成) 快速 55K運用 1254K列車
京成本線 江戸川〜京成小岩 2007年4月22日撮影

3868
3700形(3868編成) 快速 57K運用 1256K列車
京成本線 江戸川〜京成小岩 2007年4月22日撮影

3700形(3858F) 15A10列車 特急
京成本線 京成小岩〜江戸川 2007年10月7日撮影

 1991年(平成3年)から製造された通勤車両です。
 車体は軽量ステンレス製で、片側に両開き式扉が3カ所も受けられてます。
 先頭部は表示器類と窓が一体化され、貫通扉は非常用となったため左側に寄っています。
 側面窓割りは3600形より単純化されています。
 帯はレッドとブルーのカラーフィルムが巻かれ、後の京成標準色となりました。
 制御装置は1992年(平成2年)に登場したAE100形と同じGTO-VVVFインバーター制御が採用されました。
 歯車比はAE100形の5.25に対し、6.07と大きくなっています。
 台車はFS-547・FS-047が採用され、パンタグラフはM1’にも1基取り付けられ編成全体で5基になっています。

・1次車
 1991年(平成3年)に3708編成〜3728編成の8両編成×3本が製造されました。
 当時は前面スカート無しで登場しましたが、1995年(平成7年)に前面にスカートが装備されました。
 同時期に登場した北総鉄道の7300形はほぼ同じスタイルですが、スカートは未装備のままです。

・2次車
 1994年(平成6年)に3738編成×8両、1995年(平成7年)に3748編成×8両が製造されました。
 登場時からスカートが装備され、3400形と同様に先頭車に車いすスペースが設けられました。

・3次車
 1995年(平成7年)〜1996年(平成8年)にかけて3758編成〜3788編成(8両編成×4本=32両)が製造されました。

・4次車  1997年(平成9年)に3798編成、3808編成(8両編成×2本=16両)が製造されました。
 この時点で番号が3800番台に突入しましたが、形式は3700形のままです。

・5次車
 1998年(平成10年)に3818編成×8両が製造されました。

・6次車
 2000年(平成12年)に3828編成、3838編成(6両編成×2本=12両)が製造されました。
 当形式初の6両編成となり、ヘッドライトが上部に移設され、急行灯は下部へ移設されテールランプと同様に細長い形で縦に並んでます。
 運行番号表示器がマグサイン方式からLED方式へ変更しました。
 連結部には転落防止幌が採用され、妻窓を廃止しました。
 パンタグラフがシングルアーム式に変更されました。

・7次車
 2001年(平成13年)に6次車とほぼ同じ仕様で、3848編成×8両が製造されました。

・8次車
 2001年(平成13年)に3858編成×8両、2002年(平成14年)に3868編成×8両が製造されました。
 その後新3000形が製造されたので、実質上最終増備車となりました。

 2003年(平成15年)に3808編成×8両が北総鉄道へリースされ7800形となりました。
 2005年(平成17年)から転落防止幌が設置されました。
 2007年(平成19年)に一部の編成で行き先、種別表示器をLED式のものに交換されてます。
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