10004
10000系(10004) 急行 1049レ
東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影
14438
10030系(14438) 準急 3357レ
東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影
14453
10050系(14453) 準急 3351レ
東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影
 1983年(昭和58年)、先に登場した東京メトロ有楽町線乗り入れ用の9000系をベースに、8000系に代わる地上専用の新主力車両として登場しました。
 車体は9000系と同じ軽量ステンレス20m車体で、扉は片側両開き4扉となってます。
 正面スタイルは、9000系はFRP枠がとび出し角張っていますが、10000系はFRP枠が回り込み丸みをおび、貫通扉を真ん中にして左右対称になりました。
 制御装置はバーニア付き界磁チョッパ制御が採用されました。
 東武で初めての5桁番号となりましたが、百位の数字で編成両数(6両なら1X600 10両なら 1X000)を表す方式は、他に例をあまり見ない独特のものです。
 1988年(昭和63年)から10030系にモデルチェンジしました。
 主な変更点は外観がコルゲートからビートへの変更、先頭部前照灯ユニットの変更、台車をボルスタレス式に変更、補助電源装置にSIVを採用、常務員室側に簡易モニタ取り付けが行われてます。
 同時に東武鉄道初のGTO-VVVFインバータ制御装置を搭載した10080系4両編成1本が登場しました。
 車体は10030系と同じで、他の10000系列との併結を考慮して、若干性能を落としてます。
 1992年(平成4年)にさらにモデルチェンジを計った10050系が登場しました。
 変更点は冷房装置のカバーが連続式となり、室内ではラインデリア、車椅子スペースが設けられました。
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