1008
新1000形(1008)1次車 普通 61H運用 15621H列車
京成押上線 四つ木〜京成立石 2007年6月9日撮影

1073
新1000形(1073)6次車 快速特急 15A運用 1514A列車
京急本線 六郷土手 2007年4月29日撮影
 2002年(平成14年)に老朽化した車両の置き換え用として登場した通勤車両です。

・1次車
 車体はアルミ合金製の18m車体で、片側に両開き式扉が3カ所も受けられてます。
 窓は2100形を踏襲して密封式となり、窓の天地寸法は600形よりも30mm高くなってます。
 車内は暖色系の色調とし、化粧版はアルミが主体となってます。座席は扉間がロングシート、連結面の車端部がクロスシートとなっています。クロスシートはボックスタイプとなってますが、シートピッチが1765mmの個別タイプで体にも良くフィットします。扉寄りには折り畳み式の補助シートを設けています。ロングシートはソファーのかけ心地を目指した方持ち式のバケットタイプとなっています。中間仕切とスタンションポールで3人掛けと5人掛けに分かれています。
 足回りは評判の良かった2100形のシステムを受け継ぎ、モーター、制御装置はシーメンス製となっています。制御素子も2100形と同様のGTOが採用されたいます。台車も2100形と同じ円筒案内支持方式ボルスタレス付きで、軸ダンパは省略されています。

・2次車
 2003年(平成15年)5月に落成した車両は種別・行き先方向幕が白地に黒文字となりました。
 また、客室側窓のセンターピラーが廃止され、大型の固定窓となりました。
 さらに、4両編成のパンタグラフの位置が変更されてます。

・3次車
 2005年(平成17年)1月に落成した車両は制御装置がIGBT-VVVF制御に変更されました。

・4次車
 2005年(平成17年)7月に落成した車両は行き先・種別・運行番号表示器にフルカラーLEDが採用されました。

・5次車
 2006年(平成18年)11月に落成した車両ですが、4次車との変更点はありません。

・6次車
 2007年(平成19年)3月に落成した車両です。
 車体は軽量ステンレス製に変更された他、主電動機がシーメンスから三菱電機製の155kWの主電動機に変更されました。
 その他、細部にわたり変更点があります。
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