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415系0番代(クハ411-304他) 常磐線 勝田
2000年4月9日撮影 |
1971年(昭和46年)4月に交直両用(AC20000V・50/60Hz、DC1500V)の近郊形電車として登場しました。
車体は20m3扉、座席配置はセミクロスシートで、401,403系とほぼ同じです。 ・0番代 形式は制御装置などの直流機器を搭載したモハ415、パンタ、主変圧器などの交流機器を搭載したモハ414、制御車で便所、コンプレッサー、電動発電機(偶数車)を搭載しているクハ411(301〜)からなっています。 初期形の12両は非冷房で登場し、主電動機がMT54B、主制御器がCS12G、主変圧器がTM14となっており、クハ411の偶数車にはMGが搭載されていませんでした。1977年(昭和52年)に初期形12両が冷房改造され、クハ411の偶数車にMGを搭載し、運転台背後に冷房制御盤を設置した関係で側窓が埋められました。冷房改造と同時に電動方向幕の準備工事が行われました。 1974年(昭和49年)から製作された後期形は115系300番代の影響を受けて次のような改良をしています。側窓のユニットサッシ化、前照灯のシールドビーム化、冷房の搭載(クハ411-355のみ冷房準備車→1983年(昭和58年)4月に冷房改造)、側面電動方向幕準備工事、運転台後部の窓割り変更、クハ411偶数車にMG搭載、主電動機をMT54D、主変圧器をTM20に変更しています。 ・100番代 1978年(昭和53年)からシートピッチと窓割りを変更した100番台が登場しました。上野方のクハ411は200番からとなっています。0番代後期形からの変更点はクロスシートのピッチを70mm拡大し、車端部の窓割りが変更されています。クハ411-101〜はCP付きで便所なし、クハ411-201〜はCP、MGと便所がついています。また、この番代からサハ411が登場しましたが、番号は0〜で、MG,CPを搭載しています。 機器関係は0番代後期形と同様ですが、保守・検修作業の合理化により機器を集約し、ユニット化が図られています。 室内は極力無塗装化を図るため一部にステンレスが使用されています。
・500番代 1982年(昭和57年)1月に登場した500番代は近郊形としては初めてオールロングシートが採用されました。 勝田よりのクハ411-501〜にはMGが搭載されています。上野よりのクハ411-601〜はMGとCPが搭載されており、中間側扉の戸袋上部にMGの冷風取り入れ口があります。 車体構造は100番代と同じですが、腐食防止策として外板裾部をステンレス化、屋根は塗り屋根構造となっています。中間電動車の機器は主変圧器がTM20A、主整流器が新設計のRS45Bに変更されています。 室内は201系に準じた暖色系で構成されており、腰掛けは105系と同寸法のロングシートですが、便所対向部のみクロスシートが採用されています。屋根上の通風機はFRP製の押し込み形に変更されています。 ・700番代 1984年(昭和59年)12月につくば・科学万博の観客輸送に対応するため、中間電動ユニットとサハ411を増強した。 500番代との相違はセミクロスシートにした事のみです。 1989年(平成元年)にサハ411-707を先頭車改造しクハ411-701が1両のみ登場しました。MGとCPを搭載しています。
・1500、1700番代 1986年(昭和61年)2月に登場したオールステンレス車です。 1500番代はロングシート、1700番代(サハ1両のみ)はセミクロスシートとなっております。室内の天井部は平天井構造でラインフローとなっています。 車体は211系に準じていますが、行き先方向幕や、側面の行き先板入れの設置などに差異が見られます。台車はボルスタレスの空気バネ台車DT50C、TR235Cを装備しています。主要機器は414系500番代に準じています。 1991年(平成3年)に常磐線中距離電車の混雑緩和と着席サービスの向上を目的として試作的に2階建て構造のクハ415-1901が登場しました。勝田方面の先頭に連結されています。2階部分は2+3列、1階部分は2+2列の固定クロスシートで、車端部はセミクロスシートとなっています。 |
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