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1000系(1012F) 04運用 004141列車
池上線 石川台〜雪が谷大塚 2007年11月3日撮影

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1000系(1023F) 01運用 001141列車
池上線 石川台〜雪が谷大塚 2007年4月1日撮影

1000系(1012F) 04運用 004141列車
池上線 石川台〜雪が谷大塚 2007年11月3日撮影

1.登場背景
 1988年(昭和63年)に日比谷線直通用7000系を置き換えるため登場した車両です。

2.車体構造
 9000系と同様、軽量オールステンレス車体を採用した18m車で、片側に両開き式扉が3扉設けられてます。前面も9000系と同様平妻式で、非常用貫通扉が左側にオフセットされてます。

3.車内設備
 座席はロングシートで扉間の座席は、裾仕切りが3人掛けになるようになってます。

4.機器類
 制御装置はGTO-VVVFインバーターが採用され、130kWの誘導電動機を制御してます。1台の制御装置で8台のモーターを制御する1C8M式の電動車と1台の制御装置で4台のモーターを制御する1C4M式の電動車が存在します。  台車は床面を低くするため、設計変更が行われたTS-1006(電動車)とTS-1007(付随車)が採用されました。

5.主な履歴
 1990年(平成2年)に目蒲線(現多摩川線)との共通化を図るため2編成が4両+4両で登場しました。主な変更点は8連で運用するときに貫通扉を使用するため、中間に挟む先頭車は扉が中央となり、一部の車両が1C4M式となってました。
 1991年(平成3年)に目蒲線(現多摩川線)用4両編成×5本(1014F〜1018F)が導入されました。
 1992年(平成4年)に1014F〜1018Fが3両編成化されて、池上線に転属し、抜き取られた中間車も後に製造された先頭車に組み込まれ3両編成(1019F〜1023F)となり池上線に転属しました。
 2000年(平成12年)に1012F+1013Fを分離し目蒲線(現多摩川線)に転属後、3両編成化が行われ目蒲線系統分離後の編成を確保してます。その際、1362,1363が休車となりました。
 2003年(平成15年)に4両で使用することなくなった1010F+1011Fの先頭車1310と1011を休車となっていた1362と1363に交換し、1363を電装解除した上で1051に改番してます。その際、編成から外された1310,1011は休車となってます。  

6.主要諸元表

形式 定員(座) 自重 最大寸法(mm) 台車 主電動機 歯車比 制御装置 制動装置 補助電源装置 冷房装置
全長 全幅 全高 形式 出力(kw) 形式 kcal/h
デハ1200(M1) 135(52) 32.7 18,000 2,800 4,000 TS1006 TKM88 130 4 6.07 MAH-BDF228N1 HRA RPU-2214B 10,000 3
デハ1300(M1)
デハ1400(M1)
デハ1250(M2) 18,000 2,800 3,990 INV-020-AO
デハ1350(M2)
デハ1450(M2)
クハ1000(Tc2) 125(44) 25.7 TS1007
クハ1100(Tc1)


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