3000形(3251F) 2234列車 急行
小田原線 千歳船橋 2007年5月20日
1次車

3000形(3263F) 3534列車 急行
小田原線 千歳船橋 2007年5月20日
3次車カバー付き

3000形(3253F) 1237列車 急行
小田原線 代々木八幡 2007年9月23日撮影

1.登場背景
 2002年(平成14年)に登場した通勤車両です。

2.車体構造
 車体は軽量ステンレスの20m車体で、片側に両開き式扉が4扉あります。1次車は日車式SUSブロック構体が採用され、2000形と同じように1,600mmの幅広扉が採用されました。2次車以降は1.3mの標準扉となりました。2600形以来続いていた幅広裾絞り車体ではなく、食パン形の断面になりました。(1・2次車の床面から下は絞りが若干入ってる。)地下鉄乗り入れを考慮してないので、先頭は非貫通式となってます。3263Fは床下に防音カバー(現在は電動台車部分のみ)が取り付けられました。

3.車内設備
 座席はロングシートで、車いすスペース部は跳ね上げ式の座席となってます。

4.機器類
 制御装置はIPM-IGBT-VVVFインバーター制御が採用され、180kW(3次車以降は190kW)の主電動機を制御します。また、停止寸前まで電力回生可能な純電気ブレーキが採用されました。ブレーキは電機指令式が採用され、他社と併結するためブレーキ読替装置を搭載してます。パンタグラフはシングルアーム式パンタグラフが採用されてます。台車は東急車輌製の軸梁式軸箱支持ボルスタレス台車TS-1026(電動車),TS-1027(付随車)が採用されました。

5.主な履歴
2007年(平成19年)よりD-ATS-P化改造が行われてます。

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