6050形 大牟田線
 6050形は1995年(平成7年)、6000形の外見はそのまま引き継いで、制御装置等の下回りを変更した車両です。
 制御装置はVVVFインバータで定格4500V,2300AのGTOサイリスタを採用し、4台の主電動機を1群として1インバーター当たり2群を独立制御できるシステムとしています。また、仮に1つの群が故障した場合には運転室の操作により群解放を可能としています。主電動機は165kWの自己通風式かご形3相誘導電動機を採用しています。
 ブレーキ装置は電気指令式を採用し、効率よく回生ブレーキをしよう出来るようにMTユニット制御遅れ込め方式のシステム(MBSA)を採用しています。
形式 定員(座) 自重 最大寸法(mm) 台車 主電動機 歯車比 制御装置 制動装置 補助電源装置 冷房装置
全長 全幅 全高 形式 出力(kw) 形式 kcal/h
モ6700(Mc1) 132(44) 38.3 19,500 2,716 4,170 KW-60A MB5058-A 165 4 4.61 ABFM-188-15MDHD MBSA NC-FAT70F CU114 10,000 4
モ6800(Mc2) 4,080 - -
モ6200(M1) 146(52) 37 - NC-FAT140D
モ6300(M2) 37.2 4,170 ABFM-188-15MDHD -
ク6000(Tc1) 132(44) 29.3 4,080 KW-61A - - -   - MBS -
ク6500(Tc1) - - -   - -

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