1000系(1501) 南海本線 新今宮 1999年5月8日撮影
 1993年(平成4年)関西新空港の開港を控えて、南海としては全く新しいコンセプトの元に製造された通勤車です。
 正面の形状は先に製造された高野線用の2000系と酷似していますが、ステンレス車体でありながら、南海電鉄の新塗装(明るいグレーをベースにオレンジとブルーのライン)が施されています。
 車内の特徴としてはロングシートのバケット化、各車に車椅子スペースの確保、車端部のクロスシートと今までの南海の車両と比較してかなりの変革を遂げています。
 これまでの通勤車は本線と高野線と別形式により製造されて来ましたが、高野線変電所の回生電力吸収装置設置にともない、20m4扉通勤車は1000系から両線共通仕様となりました。 
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