6500系初期形
6500系 名古屋本線 新安城 Nikkon F2 135mm Photo by H.K

 この車両は、当時10年間にわたって増備されてきた6000系の改良車として登場した。6500系は名鉄初の界磁チョッパーに回生制動を常用する省エネ車となった。
 さらに、6000系のTc=M=T=Mcから、Tc=M=M=Tcと中間M方式を採用した。
 車内は当初の6000系並の背反型セミクロスシートをやや大型化して肘掛けをつける等改良された。全面は非貫通型の全く新しい設計となった。しかし、あまり好まない人もいて、平成元年製から6800系後期型並みに変更された。又、この6500系のみは、新岐阜方のク6500形が系列名になった。
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