6000
6000系 犬山線 犬山遊園〜鵜沼 1989年8月4日撮影

 1976年(昭和51年)、名鉄の本格的通勤車として登場した。
 両開きの片側3扉となり、扉間には通勤車としては珍しいクロスシートを装備した。全面は一般的な貫通式で、側窓は固定式のパノラマウィンドウを採用。しかし、第5次車からは開閉可能の窓になった。
 制御装置は、抵抗制御方式で、主電動機の出力を150kw×4にパワーアップし、2M2T編成となっている。残念ながらあまり性能がよくなく、VVVF車の登場により支線やA-A基準化されて瀬戸線に転属された。
 現在、2両×26本+4両編成×26本=156両がある。初期車の内には車齢20年を越えるため、リフレッシュ工事が行われ始めた。車体更新によって、車内を3500系並みにして、扉開閉チャイム、それに側面方向幕も装備された。 また、名鉄式自動解結装置を初採用した車両でもある。
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