3100系
3100系 名古屋本線 知立 Nikkon F2 135mm Photo by H.K

 1997年(平成9年)、他形式と連結可能な2両編成のVVVFインバーター車が登場した。
 名鉄のVVVF車には4両編成の3500系が増備されてきたが、輸送需要にあわない編成があることなどから、この3100系10本が第一陣としてデビューした。この車両は、2両固定編成ばかりだが、3500系同様の電気指令式空気ブレーキに、VVVF制御で3500系、3700系との併結運転が可能だ。
 車体の方は、5500系以来の側面が切り立つデザインになり、車体の下部の方がカーブを描く名鉄の車両としてはひときわ目立つ。
 パンタグラフも名鉄としては、初めてシングルアームパンタを採用し、冷房能力もアップされた。
 更に、車内の方は扉の開閉チャイムにLED式の車内案内表示器、更に3500系の後期形の車両に着いた補助席を廃止し、その分ロングシートを長くした。
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