8095
8090系(8095) 大井町線 緑が丘
2004年12月25日撮影

8090系(8093F) 105ウ 105151列車
大井町線 上野毛 2007年12月9日撮影

 1980年(昭和55年)12月末より、7両1編成が運転開始され、もっぱら急行運転に使用されました。車体は8000系(8254,8255)で実績のある軽量ステンレスで、外観が従来のステンレスカーよりもすっきりしたうえ、東急のシンボルカラーでもある赤帯を巻いてひときわ鮮やかなイメージとなりました。
 正面は非貫通で、3枚の連続した大形窓ガラスを連続してはめ込んだうえ、大きな行き先表示等が窓上に並んでます。ヘットライトは角形シールドビームで尾灯も同じく角形にして同一ケースに入れたのでデザイン面もすっきりとしています。8096までは赤帯の下にヘットライトとテールランプが付けられていましたが、8097以降仕様が変更され、赤帯の中にヘットライトとテールランプが付いています。
 赤帯は、接着フィルムを使用し、正面が1本側面が2本となり強烈な印象を与えています。車体の断面は、床面から屋根の方向には1.75゜傾け、床下方向に半径1500で絞った構造で、外板は1.5mm厚です。従来のステンレスカーより車体重量が2t(24%)され、台車・電機品を合わせると計2.8tもの計量化が成功しています。
 登場時は4M3Tの7両編成×1本で、その後デハ8490が製造され1985年(昭和60年)までに5M3Tで8両編成×10本となりました。その際に番号を99まで使い果たしてしまったので、80番に戻り番号が続けられました。
 1988年(昭和63年)には大井町線の大型化のため、みなと未来21線乗り入対応車デハ8590,8690(貫通扉付き)が製作され、6M2Tで8両編成×5本に組み替えられ、残りは5両編成×10本に組み替えられ大井町線で使用されている。
 1997年(平成9年)より一部の車両が10両編成で田園都市線で活躍しましたが、後に東横線に戻されました。
 2005年(平成17年)より8691F×5両が大井町線に転属しました。
 2006年(平成18年)より8692F×5両、8693F×5両が大井町線に、8694F×10両、8695F×10両が田園都市線に転属しました。
8695
8090系(8695) 東横線 妙蓮寺〜白楽間
2005年7月17日撮影
現在は東横線から撤退してます。

8691
8090系(8691) 大井町線 戸越公園
2006年3月12日撮影

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