3101
3000系(3101) 田園都市線 長津田 1999-3-7撮影
 1999年(平成11年)に目黒線に登場した東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道乗り入れ用の20m4扉軽量ステンレス車両です。登場時は8両編成で東横線に導入されました。
 複々線区間で既存車両との区別がホームで出来るように、車体側面に赤と濃紺のラインが入っている。また、営団南北線のワンマン運転に対応する機器を装備するほか、運転士の視野を確保するために曲面ガラスを採用したため、前面に丸みを帯び、今までの東急にはあまり見ない顔となっている。
 車両性能は、沿線に対する騒音・振動などの環境に配慮され、制御装置や補助電源装置には、低騒音で大容量のIGBTが採用され、機器類の台数を減らすことにより車外騒音の低減、車両重量の軽量化や省エネルギーかが図られている。
 サービス面では、空調装置の性能向上、従来より座席幅を広げたバケットシートの採用、車内案内表示器の設備、網棚の低位置化などの改善が図られている。この他2両に設けられている車椅子スペースの側面にはヒーターが設けられており、車椅子での利用にも配慮されている。
 パンタグラフが、シングルアーム式が採用されています。台車は、京王の8000系のボルスタレス台車に似ています。
・編成
 Tc −M2 −M1 −T  −T  −M2 −M2 −Tc
 3001−3251−3201−3501−3502−325232023101
搬入途中
形式 定員(座) 自重 最大寸法(mm) 台車 主電動機 歯車比 制御装置 制動装置 補助電源装置 冷房装置 備考
全長 全幅 全高 形式 出力(kw) 形式 kcal/h
デハ3200(M1) 151(54) 32.5 20,000 2,820 4,065 TS1019 TKM-98 190 4 6.21 IGBT-VVVF HRDA-2   42,000 1  
デハ3250(M2) 151(51) 31 IGBT(SIV)  
サハ3500(T') 151(54) 24 TS1020  
クハ3000(Tc2) 141(48) 26 20300  
クハ3100(Tc1) 26.5  

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