5061
5000形(5061) 江ノ島線 南林間
 近郊用の2600形に対し、急行用として登場した車両で、昭和44年〜46年と51,52年に川崎重工、日本車輌、東急車輌で合計15編成60両が製作された。
 編成はTc−M−M−Tcで、車体は2600形とほぼ同じで、台車もほぼ同じアルストーム式空気バネ台車だが、ブレーキシューが両抱え式となった。ブレーキ方式はHSC−Dで、制御装置、モーターは2400形の改良型が採用されている。
 第1から第8編成までは非冷房で登場したが、昭和46年に冷房化された。第9編成以降は最初から冷房付きで登場した。昭和51,52年製の車両は表示装置や車内設備などが一部変更され、最初からスカート付きで登場した。
←戻る