50000系 南海本線 新今宮 1999年5月8日撮影
 1994年(平成6年)に空港アクセス特急「ラピート」として登場した車両です、
 1995年(平成7年)には鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞しました。
 側窓、仕切扉、座席脚台など車内各所に楕円を採り入れ、航空機のイメージを融合させています。
 車体は普通鋼製の20m車で、塗色はブルーとなっています。難波寄り2両は2+1列のスーパーシート車、空港寄り4両は2+2列のレギュラーシート車となっています。スーパーシート車とレギュラーシート車ではシートピッチに合わせ側窓のピッチも違っています。M2車にはCAT荷物室があり、難波駅でチェックインした荷物を関西空港まで運んでいます。また、出入り口扉はプラグドアとなっており、車体外板と一体感を持たせています。便所、洗面設備、カード式公衆電話は2カ所あり、出入り口付近には荷物スペースもあります。
 制御装置は回生ブレーキ・定速制御付きVVVFインバーター制御となっています。台車はヨーダンパ付きボルスタレス台車を採用しています。運転席は床面より50cm高く、車掌室と分かれています。
 出入り口付近の喫煙スペースには、SSD(Sound Space Design)と呼ばれるオリジナル音が流れています。
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