1000系(1007) 名古屋線 桑名 1999年10月10日撮影

 1972年(昭和47年)旧型の2200系の足回りを利用して登場した車両です。
 登場時は20m4扉の近鉄標準車体で、下回りが吊り掛け駆動でしたが、台車は空気バネの台車が新調されました。
 1984年(昭和59年)以降に、陳腐化したモーターと駆動装置を取り替えるため、廃車された奈良線系統の820系の下回りを利用し、同時に制御装置を界磁位相制御に交換され、回生ブレーキが装備されました。
 一部を除いて非冷房でしたが、1980年(昭和55年)以降に冷房化されています。 ←戻る