807-1
800系(807-1) 15運用 1414列車
京急本線 六郷土手 2007年4月28日撮影
 1978年(昭和53年)に製造された通勤車です。
 車体は18mで4扉片開き車両で、全面は非貫通式で地上専用となってます。
 座席はロングシートで、車内にはFRPが採用されてます。
 車番には初めてハイフォンナンバーが採用されました。
 3両1ユニットの中央車両M2には、回生ブレーキ中に離線を防ぐために、パンタグラフを2個設けられてます。
 制御装置は京急初の界磁チョッパ制御方式が採用され、1個の制御装置で100kWの主電動機を12個制御するオール電動車となってます。また、電力回生ブレーキ付き全電気指令電磁直通ブレーキ(MSB-R)も初採用されました。
 マスコンには京急初のL形ワンハンドルマスコン採用されました。
 これらの優れた技術が評価され、1979年(昭和54年)にローレル賞を受賞しました。
 1986年(昭和61年)までに132両が製作されました。
 1994年(平成6年)から車体更新が始まり、3両固定編成も1995年(平成7年)に6両固定化されました。
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