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2000形(2431) 89D運用 1588D列車
京急本線 六郷土手 2007年4月29日撮影

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2000形(2431) 1A運用
京急本線 南太田 2扉時の姿
 旧600形の後継車として1982年(昭和57年)〜1987年(昭和62年)にかけて8両固定編成と増結用の4両固定編成それぞれ6本ずつ72両が製作されました。
 車番は8両固定編成を2000番台とし、10の位を編成単位、1の位を車順で表してます。4両固定編成は2400番台となり、同様な車番が付加されてます。
 制御装置は界磁チョッパで1個の制御装置で、120kWの主電動機を12個制御します。
 室内は運転台後部を除き2扉のオールクロスシートとし、扉間の座席配置は集中見合い形固定シート、中央と車端部はボックスシートとなってます。
 窓は中央と車端部の下降式以外はすべて固定式で、横引きの布製カーテンを取り付けました。
 室内灯は連続に配置し、グローブをかぶせその横に冷房の送風口を一列にした清風板を配置してます。
 ドア付近には扇風機の代わりにラインデリアファンを採用しました。
 車端の妻窓を廃止し、各車に仕切り扉を設け、空調効果や騒音の低減を図りました。
 また、両開きドア、ドア付近の収納式椅子、前面に大形曲面ガラス、一体型角形ヘットライトと尾灯、片押し踏面ブレーキと増粘着装置、T車にディスクブレーキ、補助電源装置にはSIVが京急では初めて採用されました。
 性能的にも優れ、落ち着いた室内と斬新なエクステリアが評価され、1983年(昭和58年)にブルーリボン賞を受賞しました。
 1998年(平成10年)から3扉ロングシート化改造されました。
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