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1000形(1313) 各停 83運用
大師線 京急川崎 2007年1月1日撮影

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1000形(1357) 各停 17運用 1416列車
京急本線 六郷土手 2007年4月29日撮影
 1959年(昭和34年)〜1978年(昭和53年)にかけて、都営浅草線乗り入れ用として製造された通勤車両です。
 車体は18m鋼製車体で、片側に片開き式扉が3カ所設けられてます。
 1次車と旧800形からの編入車は先頭2枚窓の湘南スタイルでしたが、都営1号線(浅草線)乗り入れ対応のため、1969年(昭和44年)〜1972年(昭和47年)にかけて貫通扉が設置されました。
 2次車以降は登場時から貫通扉付きとなってます。
 実に19年間にわたりマイナーチェンジを重ねながら352両製造されました。
 また、1958年(昭和33年)に製造された旧800形も編入されて1095〜1098になったので、356両になり、京浜急行の中では最も多く製造された形式となりました。
 8C1Mのオール電動車で制御方式は抵抗制御を採用を採用し、主電動機は75kWだったが、5次車(初期を除く)から90kWになっています。
 1986年(昭和61年)から廃車が始まり、一部の車両は更新改造を受けて今も現役で走っているます。
 また、一部の車両は高松琴平電鉄1080形や北総鉄道7150形に譲渡されたり、京成電鉄1000形に貸し出されて、後に千葉急に行った車両もある。そのうち北総、千葉急に行った車両はいずれも廃車されました。
次車による1000形の分類
次車製造年番号備考
元旧800形1958年(昭和33年)1095〜10981988(昭和63年)に全車廃車。
1次車1959・60年(昭和34・35年)1001〜10481988(昭和63年)〜1991年(平成3年)に廃車。一部譲渡。
2次車1961年(昭和36年)1049〜1078乗り入れ規格の正面貫通車。全車廃車。
3次車1962年(昭和37年)1101〜1130乗り入れ規格の6両固定編成。1983年(昭和58年)〜1985(昭和60年)年冷房化により分散冷房装置を搭載。1990年(平成2年)〜1996年(平成8年)に譲渡された車両以外全車廃車。
4次車1964年(昭和39年)〜1968年(昭和43年)1131〜1196・1201〜1242列車種別、行先表示窓付き。1976年(昭和51年)〜1982年(昭和57年)に冷房改造され分散型冷房装置を搭載。全車廃車。
5次車1971年(昭和46年)〜1978年(昭和53年)1243〜1298・1301〜1348・1351〜1380・1381(旧1079)・1382(旧1080)1000系の最終グループ。新製時から集中型冷房装置を搭載。
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