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381系 56M 特急「スーパーくろしお」6号
東海道本線 山崎〜高槻 2007年8月13日撮影 |
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381系 71M 特急「スーパーくろしお」71号
阪和線 堺市 2007年8月13日撮影 |
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381系 1025M 特急「やくも」15号
伯備線 倉敷 2004年12月29日撮影 |
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381系 1026M 特急「やくも」16号
伯備線 倉敷 2004年12月29日撮影 |
1.登場背景
1973年(昭和48年)中央西線、篠ノ井線の電化開業時に登場した振り子形特急電車です。 2.車体 車体は軽量化のため、アルミニウム合金を採用し、窓はベネシアンブラインド内蔵の固定式二重窓を採用しています。 傾斜時に車両限界への抵触を防ぐため、車体下部の裾絞りを大きくしてます。 車両全長は新基準の21,300mmとなり、側面扉は片側に片扉式扉を1カ所設けてます。 先頭部は183系0番台と同様に貫通扉が設けられましたが、100番台では貫通扉が廃止されてます。 3.車内 座席は普通車が910mm間隔の簡易リクライニングシート、グリーン車が1,160mm間隔のリクライニングシートが採用されました。 座席端部に取手が設けられ、立っている人の配慮が行われました。 室内端部にある引戸にはマットスイッチ式自動ドアが設けられました。 4.機器類 381系はコロ軸支持式の自然振り子式を採用し、本則(曲線による制限速度)+25km/hでの運転が可能になりました。 主電動機、パンタグラフ等は381系導入に先駆けて導入された591系試験振り子形電車用に開発された物を改良して導入しています。 振り子を円滑に動作させるため、屋根上機器は出来るだけ床下に設置し、低重心化を図っています。 ・振り子式について 車両が曲線を通過するときの遠心力は線路を内側に向けて(カント)を付けることによりうち消されますが、高速で運転されるとカントだけでは遠心力をうち消せなくなってしまいます。そのため、車体を傾斜させうち消せなくなった分の遠心力をうち消すための工夫がなされました。それが振り子式車両です。振り子式車両には遠心力をリンク、コロ等を通じて傾斜させる自然振り子式と、センサー等で遠心力を検知して油圧などにより強制的に傾斜させる強制式に大別されます。 5.主な履歴 1975年(昭和50年)3月に名古屋〜長野間の「しなの」号、1978年(昭和53年)10月に天王寺〜新宮間の「くろしお」号、1982年(昭和57年)7月に岡山〜出雲市間の「やくも」号に就任しました。 1986年(昭和61年)末に線路条件をコンピューターにインプットして曲線手前から強制的に振り子を動作させる装置を「くろしお」用車両に搭載しました。 1986年(昭和61年)より編成の短編成化により先頭車が不足したため、中間電動車モハ381形の先頭改造工事が行われ、クモハ381形が誕生しました。 1987年(昭和62年)に中間グリーン車を改造してクロ381形が登場しました。 1988年(昭和63年)には中間グリーン車を改造し、特急「しなの」用のパノラマ形の先頭車が登場しました。 1989年(平成元年)には特急「スーパーくろしお」用に中間グリーン車を改造し、パノラマ形先頭グリーン車クロ380形が登場した。 1998年(平成10年)サロ381形を格下げしてサハ381形に改造しました。 |
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