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281系 1008M 特急「はるか」8号
東海道本線 高槻〜山崎 2007年8月13日撮影 |
1.登場背景
1993年(平成5年)に関西空港乗り入れ用特急電車として5両編成で製造され、関西空港が開港した1994年(平成6年)9月4日から営業開始されました。 2.車体構造 車体は同じ思想で作られた681系と同一の断面形状となっています。窓縁の無い大型連続窓はJR西日本の特急車両の特徴になっています。先頭形状は将来地下区間走行を想定して非常貫通扉が設けられています。高運転台とし、貫通扉を折ることで今までにないスタイルになっています。内側に折ったラインも特徴でそこから流れるような真っ白いボディーと窓高さの美しいバランスを生かして、空港アクセスのテーマカラーであるブルーのラインが配され、窓横には同じくブルーのグラフィックパターンが描かれています。公募により決定した「はるか」のシンボルマークは先頭付近の側面に描かれています。 3.車内設備 空港利用者のために各車出入り口に荷物置き場が設けられ、出入り口の幅も広くなっています。また、6両編成京都寄りの1号車にはCAT(シティーエアターミナル=京都駅に設置される搭乗手続きカウンターで手荷物を預けられる)用の荷物室があります。しかし、2002年秋にはCATサービスが廃止され同時に編成の向きが逆になりました。モハ281とクモハ281に喫煙コーナー(現使用停止)が設けられています。シートは転換リクライニングシートで、グリーン車が1160mmピッチで1+2人掛けシート配列、普通席が970mmピッチで2+2人掛けシート配列になっています。 4.機器類 制御方式は681系で実績のある1インバーター1モーター制御のVVVFが採用されています。1M2T(1電動車あたり2両の付随車)を基本性能とし、都市型特急電車にふさわしい中高速域での加速性能を重視しています。M車には補助電動装置としてSIVが搭載されていますが、重量機器を集中させM車の粘着を高めることが目的です。ブレーキは回生ブレーキ併用の電気指令式で滑走防止、応加重、遅れ込め制御機能が付いています。207系量産車以降本格的に導入されているモニタ装置は乗務員支援、サービス機器制御の他、検修支援も充実されています。機器の動作回数管理などにより、長期的ビジョンを持った検修体制は向けてデータ収集を行える物となっています。これらのシステムや機器配置の考え方は同時期にJR西日本が製作した207系1000番代、223系と共通化されています。 サービス面では車内案内表示や車内放送の全て2カ国語で行われています。また、車外から無線でニュース文を受信し文字情報として2カ国語で車内にスクロールするシステムも導入されています。車内は電球色の蛍光灯にし、暖かみのある室内になっています。 5.履歴 1995年(平成7年)4月にに6両編成になりました。さらに、同年7月には増結用の3両編成が登場しました。 2002年(平成14年)CAT廃止に伴い編成の向きが逆になりました。 2007年(平成19年)3月18日ダイヤ改正時に全面禁煙となり、喫煙コーナーは使用停止となってます。 6.編成 ←京都 6両基本編成 クロ280+モハ281+サハ281-100+サハ281+モハ281+クハ281 3両増結編成 クモハ281+サハ281-100+クハ280 |
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