EF200形
EF200形(EF20014) 1155レ
南武線 浜川崎 2005年11月27日撮影
・900番代
 1990年(平成2年)にコンテナ列車などの高速貨物列車のさらなる長編成化と高速化を目指し、日立製作所で製作されたF形直流電気機関車です。
 制御方式は日本の電気機関車としては初めてインバーター制御装置を採用し、1個の制御装置で三相かご形誘導電動機(FMT2形:1000kW)を1個駆動する方式を採用してます。
 主電動機を個別制御させることにより、空転や滑走時に他の主電動機に影響を与えることなく、高い粘着性で定格出力6000kW、定格引張力26600kgfという前例のない高出力を発揮する事が出来ます。
 ブレーキは電気指令式セルフラップ空気ブレーキ(発電併用)方式としました。
 主電動機はバネ下重量軽減のためにFD3・FD4形ボルスタレス台車に装架され、リンク式可撓継手を介して駆動します。
 牽引力は車体と連結されたリンクより伝達されます。
・0番代
 1992年(平成4年)に900番代試作機の試験結果を基に日立製作所で製作されました。
 基本的な性能、仕様の変更はありませんが、屋根上の寸法、台車(FDA3A、FDA4A)、運転室内の細部の変更及び、構造の簡素化、操作性、保守性の向上が図られてます。
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