185系0番代
185系0番台 3024M 特急「踊り子」104号
東海道本線 根府川〜早川 2005年7月9日撮影
 1980年(昭和55年)リゾート特急と普通列車にも使用可能な車両として登場しました。
 基本的には117系を元に設計されていますが、特急運用主体と言うことで、扉は車端部付近2カ所に設けられました。ただし、通勤時使用もあるので扉幅が1000mmと広くしてあります。
 車体デザインは伊豆の山をモチーフにした斜め3本のストライプが特徴で、当時としてはきわめて斬新なデザインとなりました。
 登場時は田町電車区に配置され、順次153系と置き換えしていったため一時は併結することもありましたが、1981年(昭和56年)10月よりL特急「踊り子」号に使用されようになりました。
185系200番代
185系200番台 東北本線 大宮
2005年7月31日撮影

 1981年(昭和56年)には耐寒耐雪構造の200番台が登場し、上野口の急行列車の一部特急格上げと1982年(昭和57年)6月に東北新幹線の上野へのアクセス列車「新幹線リレー号」に使用された。
 1985年(昭和60年)3月には東北・上越新幹線が上野まで乗り入れてきたので「新幹線リレー号」としての役割を終え、200番台の一部は田町電車区に転属しL特急「踊り子」に使用されています。残りの車両は上野口の急行を格上げした新特急「谷川」・「草津」・「あかぎ」を中心に使用されるようになりました。
 1995年(平成7年)には新特急用として普通車の腰掛けをリクライニングシート化したリニューアル車が登場しました。さらに1996年(平成8年)には横浜〜甲府を結ぶ臨時特急「はまかいじ」に使用するためATC改造を施した車両もあります。
 1999年(平成11年)から田町電車区の車両についても上記のようなリニューアル改造が施され、2002年までにすべての車両についてリニューアル改造される予定です。
形式 定員(座) 自重 最大寸法(mm) 台車 主電動機 歯車比 制御装置 制動装置 補助電源装置 冷房装置
全長 全幅 全高 形式 出力(kw) 形式 kcal/h
モハ184-1〜 64 44.1 20,000 2,946 4,066 DT32H MT54D 120 4 4.82 CS43A SELD DM106(190KVA) AU75C 42,000 1
〃-200〜 44.2 AU75CorG
モハ185-1〜 68 43.2 - AU75C
〃-200〜 43.3 - AU75CorG
クハ185-1〜 56 36.2 20,280 TR69K - - - - - - AU75C
〃-200〜 - - - - - - AU75CorG
サロ185-1〜 48 34 20,000 - - - - - - AU71C 28,000
〃-200〜 - - - - - -
サハ185 68 33.6 - - - - - - AU75C 42,000
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