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5500系(5516) 阪神本線 野田 1999年5月7日撮影 |
1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神大震災により、41両も車両を廃車せざるを得ない状況となり、そのうち普通車の8両の代替えとしてその年の下半期に製造された車両です。
この車両は普通車としては13年ぶりの新形式であり、従来からの駿足でに加えて、交通弱者の方にも優しく、コストパフォーマンスの高い車両を目指して、当社で初めてボルスタレス台車、VVVFインバーター装置を導入するなど、全面的に見直しを行った。 この車両の最大の特徴は、36年ぶりに外部色を変更したことである。今までの普通車に比べて、上部は明るい青色、下部は淡い灰色となっている。 従来の普通車の加速度4.5km/h/s、減速度5.0km/h/sだったのを5500系の場合いずれも0.5km/h/s下げている。また、起動時及び加速時のジャーク(加速度の時間変化率)を調整することで、乗り心地の大幅な改善が図られました。さらに、誘導電動機を使用しているので、そのメリットを生かし、定加速度域を広げ、中高速度域の性能も向上させることで、従来と同じ運転時間を維持できる性能としています。 車体は8000系最新車とほぼ同一ですが、細部にわたり若干の変更が見られます。 座席は8000系で好評なバケットシートを引き続き採用しています。
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