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5311形(5314) 1761列車
阪神本線 大物 2007年8月15日撮影 |
1.登場背景
1968年(昭和43年)に単行走行可能な普通列車用の増結車として、翌年までに4両(5311〜5314)が製造されました。 2.車体構造 車体は18m級の鋼製車体で、扉は片側に3カ所1400mm幅の両開き式扉が設けられてます。裾部はRが無く、前面は丸みを帯びた切り妻式となってます。 3.車内設備 座席はロングシートで車内の化粧板は緑地ベースに格子状模様が入ったものとなってます。 4.機器類 制御器はMM-19C(東芝)、主電動機は75kW/hのTDK-814B(東洋電機)、台車はFS-343(住友)、駆動装置は中空軸平行カルダンが採用されました。 後に制御器が回生ブレーキ付き電機子チョッパ制御のCFM-108-15-RH(三菱)、ブレーキ装置がHSC-R、パンタグラフが下枠交差式に変更され、2両ユニット化が行われました。同時に屋根上にユニットクーラーMAU-13Hが6機搭載されました。 5.主な履歴 1981年(昭和56年)に電機子チョッパ制御化、冷房化が行われました。 1998年(平成10年)に5311,5312が5261形1次車2両と4両編成(5311-5312+5269-5270)を組成しました。 1999年(平成11年)に5261形1次車2両とともに5311,5312が廃車されました。 1999年(平成11年)に5313,5314が5131形2両と組み、4両編成(5143-5144-5313-5314)が組成されました。 |
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