3000系(3001) 神戸本線 岡本 1999年5月7日撮影

 1964年(昭和39年)〜1967年(昭和42年)にかけて神戸線、宝塚線の昇圧に備え、大量に生産された車両です。
 新造当時は2両の電動車(定格750V)を600V時は並列に、1500V時は直列に接続するという方式をとっていました。
 1974年(昭和52年)から冷改が行われましたが、このときに制御装置を一般的な1C8M方式に変更しています。両数が多いため冷房化は長期にわたり、1981年の冷房改造車からは行き先・種別の表示幕装置が同時に付けられ、2200系以降の新造車並の顔になりました。また、冷房改造時期によってはスィープファンの有無など細部にわたって微妙に変化が見られます。 

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