7214
7000系(7214) 福島交通 桜水
 1991年(平成3年)6月24日に架線電圧を昇圧(750V→1500V)するために、在来車17両(予備車含む)を全て東急7000系16両に置き替えました。
 種車は全て東急7000系の中間車だったため、サハを除く14両が先頭車改造されました。運転席の新設により、定員56名が48名に減少しています。
 先頭方向幕は、手動巻き取り式で水間鉄道に譲渡した車両よりも若干小型になっています。
 編成は2連5本と3連2本で、2連のうちの3編成は冷房車となっています。冷房装置は補助電源装置と一体型になった床置きタイプで、連結面に向かって右側に設置され、この部分の窓はエアフィルターに置き替えられています。また、全車両ともドアは自動扱いですが、必要に応じて中央ドアは閉めきることが出来ます。
 形式は福島寄りが、パンタグラフ・主制御付のデハ7100,飯坂温泉寄りが、MG・コンプレッサー付のデハ7200,中間車がサハ7300で、車号は福島交通の伝統に従い末尾が通し番号となっています。
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